マンハッタナーズ オフィシャル オンライン ショップ

会員登録/修正 ログイン

マンハッタナーズについて
作家紹介
NYの猫たち
模倣品にご注意ください
商標権・著作権等を侵害する違法商品に
ご注意ください
商品検索
検索する
商品カテゴリ
営業日カレンダー
2024年 10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31   
今日
休業日

休業日でも当サイトからのご注文を承っております


作家紹介

久下貴史(くげ・たかし)

1948年京都生まれ。1986年にニューヨークへ移住し、以来かの地で画業に励む。人物の顔を得意な画題としていたが、ニューヨークで始めた猫たちとの暮らしにより新境地を拓き、猫をテーマとする作品世界の制作に傾倒するようになった。 日本においては2001年から毎年欠かさず個展を開催、常に変わらない作風のあたたかみ、品格そしてのびやかさで多くの人々を魅了している。
久下の猫的世界の題材は愛猫を中心とする猫たち、ニューヨークの街並み、取材先の猫や都市の景観などに加えてニッポンを基調とするものも含まれ、多様である。これらが多彩な表現技法により描き出され、作品はペンタッチの戯画調のものから描き込んだ油彩のものまで、幅広い。
ART WORKS
個展
第1回個展の様子 2001.4.13→4.25 (銀座・伊東屋ギャラリーにて)

2001年4月に日本で猫を画題とする初めての個展を開催しました。「ニューヨーク15年、猫との暮らし」と題した個展で、それまでに描きためた作品のうちから100点余りを一気に発表し、予想をはるかに超えた反響を得ました。週刊朝日が画家久下貴史第1回個展をグラビアで紹介、「ニューヨークの猫画家」と呼んだので、以来その呼び名が定着しました。個展の開催は毎年の恒例行事となり、新作発表を楽しみにする来場者は年毎にその数を増やしています。
第16回個展の様子 2016.8.5-8.16
(銀座・伊東屋 Inspiration Hallにて)

第16回個展は、パリやアムステルダムへの取材旅行の成果を「パリやアムステルダムへ、猫とアートの旅」と題して発表しました。長年一度は訪れたいと思っていた美術館をくまなく訪ねて回り、創作への刺激をたっぷり受けて描いた新作は、パリやアムステルダムの風土や都市の色彩を写し、新鮮な魅力にあふれるものでした。
個展と同時開催、期間限定でオープンする「マンハッタナーズ・ショップ」は原画世界を個展で満喫された後お買物を楽しむファンの方たちで賑わいます。
「マンハッタナーズ」フェア&サイン会
個展終了後、北は北海道から南は九州まで、全国各地の百貨店をメイン会場とする原画・版画あるいはグッズのフェアが開催され、久下氏もサイン会のために各会場を回ります。回数を重ねている会場も多く、すっかりお馴染みになったファンの皆様や初参加の方々と親しく交流する貴重な場になっています。
ニューヨークの壁画作品(1996-2000)
日本で2001年から開催を始めた個展に先立ち、1996年から2000年まで4年間にわたり、1年1作品のペースで建物の壁面に作品を発表しました。天井画や壁画として描かれた往時の名画のように、絵を閉じ込めず、誰もが見ることのできる場所で発表したいという意欲から壁画に取り組んだのでした。

1996年発表の第1作目はニューヨークに移り住んで10年の節目として左下から上に、右上から下にぐるっと10年の歳月をモンタージュ展開した作品になりました。制作は壁と同じ比率の原画を久下氏が描きおこし、壁面に移す作業は専門のアーチストにしてもらいます。画材はペンキです。壁の上からゴンドラを吊り、アーチストと助手が上から絵を埋めて行きます。壁面は一面が横8m、縦16mほどあります。作業は壁を真っ白に塗りつぶすことから始めて、仕上がるまでに3週間から1ヶ月ほどかかります。

2作目からは大胆に猫を題材にしました。この画題、構図、色彩表現においてユニークで美しい壁画作品は、マンハッタン子はもちろんのこと、多くの観光客の視線も集めながら、4年の間、威風堂々と、ソーホーの古いビルの壁面を飾ったのです。



第1作 1996年
東側/私の住む街
西側/そして私の愛する街

第2作 1997年
東側/三尾の街…
西側/…マンハッタンの物語

第3作 1998年
東側/この街では誰もが踊る  
西側/この輪の中では何でも起こる

第4作 2000年
東側/瞑想する猫は
西側/哲学的な摩天桜に溶け込んで



2013年からイタリアを皮切りにスタートした取材旅行は、翌年は南下してスペインへ、2015年は北上し、アムステルダム、パリとアントワープへ出かけました。パリやアムステルダムは以前から一度は訪れたいと思っていた美術館を網羅的に巡りました。余裕のある日程を組み、パリでは特別に思いを寄せていたジャン・デュビュッフェのファルバラ園を訪れましたし、アムステルダムでは郊外のクレラーミューラー美術館に足をのばしました。街歩きではたくさんの猫たちと出会い、「旅する猫」をテーマとする画家には滋養にあふれた取材旅行だったようです。墨や顔彩、胡粉を使って手すき和紙に猫の表情をひとつひとつ描く新和シリーズも続けています。ニューヨークと日本と世界を行き来して、もっともっと猫たちのいる風景を描こうと意気盛んな毎日を過ごしています。

ページトップへ